冠婚葬祭の真珠ネックレスからピアスが2つ♪
2018.08.04.
story
冠婚葬祭の長い真珠のネックレスお持ちではないですか???
以前は、冠婚葬祭のネックレス、とっても長いものが多かったんです。
「もっと短い真珠のネックレス欲しいな~」
「冠婚葬祭のパールのネックレス、新調しようかな」
なんて考えている方にぜひ見ていただきたい、リフォームです。
こちらのお客様、冠婚葬祭で使っている真珠のネックレス、長すぎるな~と思っていたよう。真珠の珠を少し抜いて、「短めにしたい」とお持ちくださいました。
はずして、残った真珠の珠だけを保管してても…と、「前からパールのピアス欲しかったの♪」とお客様。このとき、はずさせていただいた真珠は10粒でした。
「この真珠をつかってなにかつくれる?」とご相談いただき、お話ししていると「こんなのも、あんなのもほしい」と話が弾み、結局2つの真珠のピアスを作らせていただきました。
1つ目はポストタイプ。
2つ目は垂れ下がるタイプ。
いずれのタイプももともとあいていた穴に部品を通すだけの簡単リフォーム。しかし、ネックレスの真珠は、ネックレスの糸が通っていた穴が1粒に2か所開いています。
この穴を埋めるため、いずれのタイプもボンドを入れていくと、長年使っているとボンド部分が黄色くなってきて、汚くなってきます。
糸が通っていた穴はとても小さく、真珠は内部も真っ白なため、じっくり見ないと、穴が開いていることは分かりません。穴は埋めず、そこはちょっぴり妥協です。
長くて困っていた真珠ネックレスが、ネックレスも使いやすい長さになり、簡単リフォームで、普段使いのピアスが増え、嬉しいことだらけ。
…実は冠婚葬祭のパール。
本物の真珠だと思い込んでいたら、実は偽物だった!ということもあるので、ここで見分け方を。
本物の真珠は、パールとパールをすり合わせると表面がざらつきます。一番簡単に見分ける方法はこれです。
・しっかりまかれていて重い
・照りがいい
・色艶がいい
などありますが、なかなか見分けるのは至難の業。
パールはダイヤモンドほど品質などが厳しくなく、天然と養殖も少し異なり、長年携わっている私たちでも、見分けるのが困難なときも。
そんなときはこの方法で、本物なのか、イミテーションなのか試してみてくださいね。
リフォーム内容
今回は3つのリフォームをさせていただきました。
[1] 長いネックレスを短く
長いネックレスから、真珠の珠をとり、短く、使いやすい長さにさせていただきました。
[2] ポストタイプのピアスをつくる
長いネックレスから外し、残った真珠を、ポストタイプのピアスにさせていただきました。真珠に新たに穴をあけることもなく、ピアスのパーツをつけただけの簡単リフォーム。
簡単なので、費用も抑えられました。
[3] 垂れ下がるタイプのピアスをつくる
長いネックレスから外し、残った真珠を、垂れ下がるタイプのチェーンのついたピアスを作らさせていただきました。
こちらもピアスのパーツをつけただけの簡単リフォームなので、費用を抑えることができました。
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