節目につけるパール、こだわってみませんか?
2017.07.12.
冠婚葬祭をはじめ、フォーマルで欠かせない存在の真珠のネックレス。
ファッションでもワンランク上の女性を演出してくれる真珠のアクセサリー。
さまざまなシーンで使える真珠(パール)だからこそ、こだわって選んでみませんか?
他の宝石と違って、知れば知るほど奥の深い、種類のたくさんあるのが真珠です。
真珠ってどうやってできるの?
流通しているものの多くは養殖の真珠ですが、まだ養殖ができなかった頃は天然の真珠のみでした。小さく、形も丸くなく、変形したものが多かったようです。
それもそのはず、真珠を作り出せる2枚貝が異物を体内に取り込んでしまい、排出できず、異物の周りに、自分の貝殻と同じように、どんどん膜を作っていき、できるのが真珠だからです。
現在は養殖する際、丸い異物(核)を体内に入れるため、美しい丸に仕上がるのです。
本真珠と淡水パールの違いとは?
海に生息するあやこ貝で作られるのが本真珠、湖や川に生息する池蝶貝で作られるのが淡水パールと呼ばれています。真珠の育つ場所が違います。
本真珠はパールの中の女王。
世界で初めて、真珠の養殖に成功したのが、三重県の志摩です。7ミリから8ミリの需要が高く、9ミリ以上は高い技術のあるところでしか作ることができず、特に高価になります。
色はホワイト系、クリーム系、ピンク系、ブルー系、ゴールド系とさまざまです。
冠婚葬祭には真珠が連なったネックレスを
品格あるパールは慶事の際もよくつけられます。ピンクやゴールド、色やデザインもさまざま。特にルールはありません。
同じパールでも気を遣うのが弔事。真珠は涙の象徴とされ、唯一、つけてよいとされています。白、黒、グレーの真珠をつけるのが一般的です。
並べてみると、真珠の大きさ、色合いもさまざまです。『エルドー』では常時、多くの真珠のネックレスを用意させていただいていますので、比較しながら選んでくださいね。
厄除けや成人のお祝いに贈られる真珠
厄除け・厄払いに、長いもの、七色のものが厄から守ってくれると言われていますが、両方を持ち合わせている真珠のネックレス。厄年が来る前にご両親やお母さまと娘さんが一緒に『エルドー』にも選びに来られます。
真珠は、異物から身を守るために、どんどん膜で異物を包み込んでいきます。その様子から「身を守る」、「苦難から逃れる」という意味でも選ばれているようです。
成人や結婚の際に贈られる方も多いですよ。
こんな小さなパールもあるんです。
写真の一番左のエンゲージリング。
大きなダイヤモンドの左右に連なっているのは、ベビーパールと呼ばれる、小さなちいさな真珠です。
真珠は水などに弱いため、手を洗うときや、食事のときなど少し気を遣う必要はありますが、とってもかわいいんです。
ダイヤモンドとパールの組み合わせに一目惚れしてしまうんですよね。
ファッションにも使われる淡水パールの魅力
写真の中央に写っている指輪。楕円系のような、変形したのが淡水パール。
淡水パールは、本真珠と異なり、色も形もバリエーションに富んでいて、ファッションジュエリーとして楽しまれています。
平らなものから、変形した丸い形…と2つとして同じものはできず、何とも言えない素敵な形を織りなしています。
淡水パールの素敵なものを見つけた時は、その時が買いどき! 売れてしまったら、二度と同じ形のものには出会えませんよ~。
酸・熱や水に弱いデリケートな真珠
酸・熱や水に弱く、使用した後はやわらかい、乾いた布でやさしく汗や汚れをふき取ることが大切です。
ついていないようでも、汗や化粧などがついていると、徐々に光沢が失われ、変色をしていきます。納める際も表面に傷がつきやすいため、お気を付けくださいね。
パールを繋ぐ糸も長年つかっていると劣化してしまいます。
気になる方は、他店でご購入されたものの糸換えも行っていますので、お気軽にお持ちくださいね。
長いネックレスの真珠をイヤリングやピアスに
譲り受けた真珠のネックレスや、購入して使っていたらちょっと長いな~と感じることもあるかと思います。
そんなときは長さの調整も可能です。
また、その真珠でイヤリングやピアスを作ることも可能ですよ。
メンテナンスだけでなく、リフォームもできるのが『エルドー』の強みです。お見積りだけでも大歓迎です。
コットンで作ったパールがある!?
ファッションジュエリーとして、気軽に使えるパール。それが「コットンパール」です。
コットン(綿)を圧縮して、表面にパール加工が施されており、とっても軽い。コットンならではの質感も素敵です。
あくまでコットンなので、水に弱く、水分を吸ってしまうと膨張したり、変形したりしてしまいますので、石のジュエリーと比べ、少し気を遣う必要があります。
ご紹介したいろんなパール。
どれもとってもかわいくて、惹かれてしまうパール。
ぜひ手に取って見てみてくださいね。